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その他 能楽外縁観測 第3部 「謡曲十五徳」の変遷について

2021-12-01

謡曲十五徳」とは「謡曲には15の徳がある」と昔から伝えられてきたものです。よく知られたものでは、「行而(行かずして名所を知る)」などがあります。

どの項目も謡曲と稽古の特徴をよく捉えた内容で、確かにそうだと思えることが並んでいます。

最近でも時々目にしますが、詳しく見ると取りあげている事例ごとに食い違いがあります。調べてみると、①提唱者、②名称、③内容、④順序のそれぞれに微妙な違いがありました。

「能楽外縁観測」では第3部としてこの問題に焦点を当てることとします。

何時、誰が最初に提唱したのか、内容に現在的意義はあるのかなどをあきらかにして、可能ならば、望ましい「謡曲十五徳」を示したいと思います。
次の項目など、引き続き「能楽外縁観測第3部」をご覧になる場合は「謡曲の統計3」から進んで下さい。

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