イベント・発表会 情報
名称
国民文化祭「佐渡・能楽の祭典」など
- 開催日
- 2019-10-13~2019-10-14
- 会場名称
- 国文祭:佐渡市「堀記念金井能楽堂」(諏訪神社能舞台を予定したが雨天のため屋内会場となった。)
迦謡会の出演写真はギャラリーをご覧下さい。
講師(小林恆生)の出演行事は、講師紹介欄をご覧下さい。 - 会場アクセス・会場住所
- 両津港よりバスまたは車で約25分・佐渡市中興
- PR文
- 能楽の大成者・世阿弥は佐渡で晩年を過ごしました。佐渡には能舞台が30ヵ所も現存しており「能の島」と呼ばれています。
国民体育大会の文化版が「国民文化祭」で、令和元年は新潟県で開催され、県下各地及び全国の能楽愛好者に出演を呼びかけて「佐渡・能楽の祭典」が開催されました。
10月13日は地元佐渡市及び他県の発表会、14日の午前は新潟県能楽連盟の発表会があり、午後に観世宗家来島による特別能公演が行われました。
講師主催の迦謡会は14日午前に、仕舞「紅葉狩」と素謡「敦盛」に出演し、小林恆生がその地頭を務めました。
午後・能公演の部で、小林恆生は「一人翁」の地謡に付き、連吟「老松」に出演しました。能は「融」を観世清和宗家及び山階彌右衛門師他で演じられ、狂言・仕舞もありました。
2020’ R2’はコロナ感染予防で全ての行事が中止となりました。
2021’ R3’は、4月の素謡会を秋に延期しました。7月4日(日)の新潟観水会例会はコロナ対策を徹底して開催予定で、迦謡会は「三輪」を発表する予定です。また、10月17日(日)の観世能楽堂での山階会は次の豪華番組が予定されています。「翁」弓矢立会:観世清和・観世銕之丞・山階彌右衛門・野村萬斎・観世三郎太・野村裕基・大倉源次郎 ほか。舞囃子「羽衣」彩色之伝:山階弥次 ほか。狂言「財宝」:野村万作 ほか。半能「石橋」大獅子:山階彌右衛門 ほか。宗家ほかで三人の翁が登場する弓矢立会はめったに演じられない珍しい演出です。疫病退散の祈りがこめられます。石橋の大獅子では、シテの白獅子のほかに3頭の赤獅子が登場して、勇壮で華やかさが増します。無事な開催を念ずるところです。