2020年1月31日にWHO(世界保健機関)が新型コロナ(COVID-19)について、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言し、3月11日にWHOのテドロス事務局長が「パンデミックと言える」と述べてから、3年が過ぎました。
・このブログを掲載した2023.5/5当日(日本時間では翌日)にWHOは緊急事態宣言の終了を発表しました。(本項5月6日追記)
2023年3月10日には、世界の感染状況を収集して速報をしてきた米国のジョンズ・ホプキンス大学が、正確なData把握が困難になったとして、サイトの更新を終了しました。日経新聞のWebで閲覧できた情報も更新が停止されています。
世界の感染状況が収まって来たことや、中国が2023年1月9日をもって感染情報の更新を停止したことも背景にあるようです。
2023年5月5日現在、日本政府は5月8日にも「緊急事態」を解除する予定であり、米国も5月中には「非常事態」を解除する見込みとなっています。
そこで、現在、得られる情報を整理してグラフで表示してみます。
最初に2023年3月10日現在の世界の感染状況を示します。
・人口5千万以上の29ヶ国
・累計感染者数が500万人以上の28ヶ国
・死者数が34000人以上の28ヶ国
・香港、台湾、イスラエル、デンマークなど
以上、47ヶ国
この対象国・地域で世界全体の補足率は次のようになります。
・国の数:47ヶ国/国連加盟193ヶ国=24.4%
・人口:65億5682万人/80億4500万人=81.5%
・感染者数:5億9479万8081人/6億7657万149人=87.8%
・死者数:585万3856人/688万1802人=85.1%
つまり、国の数では1/4弱ですが、人口の8割以上、感染&死者の85%以上を捕捉しており、世界の状況を充分に把握できる数になっていると考えられます。
最初のグラフは、国別の累計感染者数と累計死者数です。
画面の関係から感染者数で1~20位と21位以下の二つに分けて掲載します。





